夏場は水質悪化に要注意

2017/07/25 2017/07/25

完全なる自業自得です。自業自得による、非常に申し訳ない事態です。
自戒と、こんなアホなことしちゃダメですよーう!なブログです。

私の自室には、水槽があります。
ずいぶんと前から置いてある水槽で、近頃は同居人であったコリドラスたちが他界してしまった為、主と化した金魚が1匹、悠々と暮らしている状態です。

この子は、コメットという品種の金魚。
アメリカに輸出されたリュウキンの突然変異から生まれた品種で、逆輸入された金魚になります。

コメット=彗星という名前の通り、まるで流れるような流線型のシルエットがとてもキレイで、横から見るのに最適な金魚です。なので火鉢や池ではなく水槽で横見したくて水槽飼いしています。
コメットという品種はリュウキンの突然変異ですし、しかもこの体型ですので非常に泳ぎも早く、活発です。そのため、他の泳ぎが鈍い金魚と一緒に飼うことは出来ず、ましてやここまで大きくなってしまうと新たに同品種を同居させようとしたところで体格差がネックになりそうということで、このままこの子を飼い続けよう、と思っていたところでした。

ちなみに呼ぶときは「コメットさん」で呼んでます。はい。

そんな中、こちら1週間ほど前の水槽の写真。

コメットさんは変わらず悠々と泳いでいましたが、見るからに水が汚れ始めてます。
えぇ、分かっていたのです。そろそろしっかりと掃除するなり何なりしなければならない、というのは。

ただ、仕事が多忙だったことと、水槽自体のリセット(底砂がコリドラス用にサンドだったので、砂利に変えようと考えていた)を予定していた為、ちょっと先延ばししていたんです。もうちょっと、あとちょっと、と。

結果的に。

コメットさん、瀕死状態までなりました。

もう後悔と自責の念に苛まれ写真も撮れませんでしたが、前日まで悠々と泳いでいたはずのコメットさんが底に沈み、背びれも折りたたんでジッとしていたんです。本当に一瞬でそうなりました。
水質悪化自体は確かでしたし、それまでの蓄積ではあったんでしょう。限界を超えちゃったのかなぁ、と。
少しずつの水換えはしていたんですが、それでは追いつかなかったみたいで。今まではそれで追いついていたのが、急激に気温が上がったこともあり一気に悪化してしまったようでした。

もっと早くちゃんとしてあげとけば……!と後悔しつつ、3分の2換水と塩水浴を施しました。
その頃にはコメットさんは水槽の底で横たわり、かろうじてエラを動かしている程度でしたので、それ以上は過負荷になるんじゃないかと思えて、全換水は出来ず、ただただ後悔していました。

そして、翌日。

コメットさん、普通に泳いでた。

夜、電気消すまでは底に横たわってたんですよ?かろうじてエラが動いてたから、生きてるって確認出来る状態だったんですよ?

起きたら普通に泳いでた。

いやぁ、生き物の生命力ってスゴい。生きようとする力、スゴい。
あんな状態からでも、また泳ぎ出すまでに回復出来るんだから。

折りたたまれていた背びれも立ち上がり、充血していた尾びれも真っ白に戻り、無事に底砂も砂利に交換出来ました。今は、砂利をかっちゃんかっちゃんやってます。エサくれって言ってる。

本当に反省しました。
水槽を部屋に置くようになってから結構な年数が経ち、水質も安定していた為に過信もあったんでしょう。まぁまだ大丈夫だろう、みたいな。油断と過信ですね。

本当に落ち込んだし、凹みました……瀕死状態になった日は。絶対的に私のせいだし。ごめんね、しんどい思いさせて。もう2度と、こんなしんどい思いさせないように気を付けるから、コメットさんずっと元気でいてね。

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